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清掃6

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目次

建築物衛生行政概論 建築物の環境衛生 空気環境の調整
建築物の構造概論 給水及び排水の管理 清掃 ねずみ・昆虫等の防除 
単位集 水質検査項目及び特定建築物の水質検査頻度 法令集 法改正 参考資料

清掃⑥

弾性床材 < 硬性床材 < ドライメンテナンス作業法 < スプレ―バフ法 < ドライバフ法 < スプレ―クリ―ニング法 < ドライメンテナンスのメリット < ドライメンテナンスのデメリット < カ―ペット
例題

床の清掃

床材

床材の分類方法には種々あるが、材質および工法・仕上げにより分類すると以下のようになります。

材質からの分類弾性床材塩化ビニル系、リノリウム(リノリタイル)系、アスファルト系、ゴム系/td>
硬性床材石材、テラゾ、セラミックタイル、コンクリート、モルタル
木質床材フローリング、フローリングブロック、コルク
繊維床材カーペット類
その他の床材プラスチック系塗り床
工法からの分類下地何かを塗って仕上げる現場塗りテラゾ、プラスチック系塗り床
モルタルで下地に張り付けて仕上げる石材、セラミックタイル、テラゾブロック、タイル、フローリングブロック
接着剤で下地に貼り付けて仕上げるリノリウム、ゴム系床材、アスファルト床材、塩化ビニル系床材、カーペット類のある種のもの
接合金具(くぎ)で下地に止めて仕上げるフローリング、カーペット類のある種のもの
下地床の上に置くカーペット類のある種のもの、たたみ

弾性床材

種類特徴
リノリウム
リノタイル
アルカリ性洗剤・水に弱い
塩化ビニルタイル剥離剤・洗剤に対して耐性が大きい
ゴムタイル耐磨耗性に優れる。
溶剤・強アルカリ性洗剤に影響される。
剥離剤により黄変する。
アスファルトタイル耐水性あり、耐溶剤性に乏しい
塩化ビニルシ―ト剥離剤・洗剤に対して耐性が大きい
可塑剤によって床維持剤の密着不良が起きやすい。


ここのポイントは

硬性床材

種類特徴
大理石吸水率は低く、耐酸性、耐アルカリ性に乏しい
花崗岩アルカリ、酸、油には耐性があるが耐熱性に乏しい
テラゾ耐酸性に乏しい
モルタル・コンクリ―ト耐酸性に乏しく表面の凸凹が激しい
セラミックタイル耐酸性、耐アルカリ性があり、耐磨耗性も大きい

硬性床材の清掃時の注意点
  1. 石材系の床では、油等が染み込みやすいので、油性のダストモップの使用は注意を要する。
  2. 大理石、テラゾ―は酸性洗剤を使用できない。
  3. 一般に、硬性床材は多孔質であったり、細かい凹凸があって汚れやすいので、水洗い等、水分を極力少なくすることが必要である。
  4. 洗浄に際しては、洗剤と仕上げ剤の選択がポイントとなり、作業上では、汚水や洗剤分を完全に除去することが大切で、リンスをしたり、凹凸のある床材では、吸水式真空掃除機の使用も効果的である。
  5. 花崗岩は耐酸性、耐アルカリ性があるが、大理石と同様の手入れが基本てある。

大理石、テラゾ―は酸性洗剤を使用できない。←これ重要です。
花崗岩は耐酸性、耐アルカリ性があるが、大理石と同様の手入れが基本てある。←これも重要です。


パイル素材

木質床材

木質床材は、フローリングとも言われ、床に張るよう加工した板類の総称である。
フローリングの種類には、原板から加工した無垢の単層フローリングと、主とした合板を台板として、表面に天然木化粧単板または特殊加工(印刷)化粧紙等を 張り合わせた複合フローリングがある。

単層フローリングには、フローリングボード、フローリングブロック、モザイクパーケットの3種類に区分される。
複合フローリングは、根太張用または直張用として使用されるものをいう。
【備考】根太張用とは、根太の上に直接張り込むことを目的としたフローリングの用途であって、通常の使用状態において要求される剛性および強度を有するものをいい、直張用とは根太張用以外の用途のものをいう。
木質床材の重要項目

【備考】

繊維床材

繊維床材は、事務所建築物のフリーアクセスフロア(2重床)の設置に合わせて、タイルカーペットが広く使われている。繊維床材は、保温性・吸音性に優れ、目が疲れない、歩行しやすい、転倒時の安全性が高い等の長所がある。

繊維床材は基布とパイルからなる。
【備考】パイルとは、基布から突き出た繊維のことで、ループ状に織り込ませた生地や織物をさします。
日常的に使うタオルのほとんどがパイル地で作られています。
汚れとしては
特に、通行による靴底の汚れが最大であり、玄関等の通行密度の高い箇所ほど汚れやすい。

通行により付着した湿った汚れは、スポットクリーニングにより対応する。

しみは、単に繊維に吸着していたものが、繊維の種類によって時間の経過により染着したものである。
ウールが最も染着しやすい。←重要です。
パイル素材

種類染色性耐久性汚れ除去性含水率色素の染着
ウール最大親水性の汚れは取りにくい15%
ナイロン中間性の性質を示す5%
アクリル親水性の汚れは取りやすい0%
(構造上)
ポリエステル親水性の汚れは割に取りやすい0.5%
(構造上)
ポリプロピレン復元力が乏しい親水性の汚れは取りやすい0%
(成分上)

粗ごみ回収

パイル表面の粗ごみを、カーペットスイーパ等により除去することで、目に見えるごみを日常作業として回収していく作業である。

除じん

その日のうちに空隙に堆積した汚れを除去するもので、通行量の多い共用部の主作業である。持ち込まれた土砂の除去には、アップライト型真空掃除機がよい。

スポットクリーニング

除じんで除去できない汚れで、汚れがパイルの上部にあるうちに行う洗浄である。
汚れの拡散を防ぐことで、空隙の詰まりをなくし、新たな汚れが堆積しやすくすることである。
スポットクリーニングの方法として

がある。

全面クリーニング

パイル奥の汚れ除去と、全体の調和を保つために行う。
シャンプー後にすすぎ洗いをする方法が、汚れと残留洗剤の除去に最もよい。
全面クリーニングの方法として

がある。

しみ取り

しみの種類とパイルの素材に適したしみ抜き剤を使用し、早く対応することが、仕上がりの良さと作業時間の短縮につながる。
事務所建築物では約60%が親水性のしみであり、処理が早ければ水でほとんど取れる。

補修

焼け焦げとほつれの補修のことである。
ほつれは、施工初期でのジョイント部の毛羽立ちが多く、カットすればよい。
処置が遅れるとパイル抜けが始まり、接着や代替カーペットの埋め込みが必要になるので、早急な処置が必要である。

ドライメンテナンス作業法

ドライメンテナンス作業法は弾性床の主流とされる清掃方法である。
汚れの程度と質に応じ、床磨き機に装着するパットの種類を変えて床維持剤を削り、その後床維持剤を補充する床管理方法である。

スプレ―バフ法

スプレ―バフ作業法は細かい傷と軽度の汚れを除去する作業。
洗浄つや出し作用を持つ液をスプレ―しながら、専用パッド(赤パッド)で磨く作業。

ドライバフ法

歩行により光沢度の低下した被膜を、研磨剤を含まないフロア―パッド(白パッド)で研磨し、光沢度を 回復させる作業である。スプレ―液を使用せず、一般の床磨き機、または超高速床磨き機(1000回転以上)で磨く。
床面の土砂、ほこりを完全に除去してから作業を行う。

スプレ―クリ―ニング法

汚れや傷が内部に入り込んだ場合は、洗浄作用のあるスプレ―液をかけながら少し目の荒い緑・青パッドを装着した200回転の床磨き機を用いて、バフィングを行う。
これによりワックス層が数層削れるので、その後またフロア―ポリッシュを1~2層塗布しバフィングにより皮膜の形成を行う。


スプレ―バフ法、ドライバフ法、スプレ―クリ―ニング法の違いはしっかり把握しましょう。
特にパッドの色など、
スプレ―バフ・・・・・・・・・・洗浄つやだし作用の持つ液をスプレ―しながら赤パッド
ドライバフ法・・・・・・・・・・研磨剤を含まないフロア―パッド(白パッド)で研磨し、光沢度を 回復させる作業である。スプレ―液を使用せず
スプレ―クリ―ニング法・・・・・洗浄作用のあるスプレ―液をかけながら少し目の荒い緑・青パッド

ドライメンテナンスのメリット

ドライメンテナンスのデメリット


床材への熱影響に注意が必要←これ重要です。

カ―ペット

カ―ペットのパイル

パイルとはカ―ペットの表面にある毛足のこと。

カ―ペット床の清掃

  1. パイル表面の粗ごみは、カ―ペットスイ―パで除去
  2. しみは付着後できるだけ速やかに拭き取る。
  3. 繊維床に付着した土砂やほこりは時間の経過とともにパイルの中に沈み込むので吸引力の強いアップライト型真空掃除機などで吸引除去する。
  4. 汚れが目立つ場所ではスポットクリ―ニングを行う。
  5. スポットクリ―ニングは除じんで除去できない汚れがパイルの上部あるうちに行う洗浄である。パウダ―方式、拭き取り方式、エクストラクション方式があり、場所により使い分ける。
  6. 全面クリ―ニングはパイル奥の汚れ除去と、全体の調和を保つために行う。シャンプ―後にすすぎ洗いをする方法と、汚れと残留洗剤の除去に 最も適している。方法としては、ロ―ラブラシ方式、エクストラクション方式、シャンプ―クリ―ニング方式、スチ―ム洗浄方式がある。
  7. パイルのほつれ等はすぐに補修する。

赤字ばかりで書いていますが正直全部重要です。


[例]平成23年度 問題154

    ドライメンテナンス法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. スプレ―クリ―ニング後は、必ずフロアシ―ラを1~2層塗布する。
  2. ウェットメンテナンス法に比べ、使用する資機材が多い。
  3. ウェットメンテナンス法に比べ、作業上の安全性に劣る。
  4. ドライハブ法は、洗浄つや出し作用をもつスプレ―液をかけながらパットで磨く方法である。
  5. 床材への熱影響に注意する。

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