計算問題特訓のページ
ビル管理士試験ではよく計算問題の出題があります。
中には計算問題が苦手という方も多くいます。
しかしビル管理士試験の計算問題は電験三種のような複雑な計算は一切ありません。
ある法則を理解していれば解ける問題です。
このページでは繰り返し計算問題を解きどの問題が出題されても対応できるようにしておきましょう。
水溶液問題
まずここで、少し問題を解く際のポイントを記載いたします。
まず、水溶液の濃度の表し方には2種類あります。
- (溶質の質量[g] / (水溶液の質量[g]) x 100 = 水溶液の濃度[%]
- (溶質の質量[mg] / (水溶液の体積[L] = 水溶液の濃度[mg/L]
- 令和3年度問題44
- 令和元年度問題45
- 平成30年度問題44
- 平成29年度問題45
- 平成28年度問題45
- 平成27年度問題45
- 平成26年度問題45
- 平成25年度問題45
- 平成24年度問題45
- 平成23年度問題45
- 平成22年度問題45
- 平成20年度問題45
水平面照度の問題(1)
水平面照度の問題は以下のことをしっかり覚えておきましょう。
水平面照度の問題(2)
点光源による照度は、点光源からの距離の逆2乗の法則で求める。
逆2乗の意味は、2乗する分数の分母に、求める照度の距離が来ることです。
照度の問題
作業面の必要照度は以下の公式で求めることができます。
- E:作業面照度[Lx]
- N:ランプの数
- F:ランプ1灯当たりの光束[Lm]
- U:照明率
- M:保守率
- A:床面積[m2]
貫流熱量及び熱流量の問題
貫流熱量の公式は以下になります。
- 熱貫流率は熱貫流抵抗の逆数
- 地表面から浮いた状態で固定した場合は am x am x 6面
- 床面に固定した場合はam x am x 5面
換気量の問題
つまり計算するときに
- ppmのときは x10-6=0.000001
- %のときは x10-2=0.01
室内の浮遊粉じんの量の問題
騒音の問題
この問題のポイントは2つあります。
- log102=0.3010、log103=0.4771は無視する
- 同じ騒音レベルの機械を2台使用した場合は+3dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を4台使用した場合は+6dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を6台使用した場合は+8dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を8台使用した場合は+9dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を10台使用した場合は+10dBになる。
上記ことを利用すれば簡単に求められます。
空気線図の問題
空気線図の計算問題にはよく空気を混合した後の乾球温度等を求められる問題が出題されます。
例えば以下のような問題です。
乾球温度A℃、比エンタルピーXkJ/kg(DA)の外気と、乾球温度B℃、比エンタルピーYkJ/kg(DA)の室内空気を1:3の割合で混合した後の乾球温度と比エンタルピーの組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。
この問題はそれぞれの加重平均を求めてやれば解けます。
つまり以下の公式で答えを導くことができます。
乾球温度A℃と乾球温度B℃の室内空気を1:3の割合で混合した後の乾球温度を求めます。
比エンタルピーXkJ/kg(DA)と比エンタルピーYkJ/kg(DA)の室内空気を1:3の割合で混合した後の比エンタルピーを求めます。
気流の動圧及び静圧の問題
流体力学におけるエネルギ―保存の法則はベルヌ―イの定理と呼ばれ、以下の式で表されます。
ただし、ρ:密度、U:速度、P:圧力(静圧)、g:重力加速度、h:高さ、H:全圧とする。
つまり気体の動圧の値を求めるには第1項(動圧)の式に代入します。
浄化槽の計算
汚泥に関する問題
含水率X%の汚泥Am3と、含水率Y%の汚泥Bm3を混合したときの含水率を求める場合は
加重平均で求めることができます。
廃棄物の質量値等の問題
- 1tは1000kgになります。
- 令和2年度問題161
- 平成30年度問題162
- 平成28年度問題163
- 平成27年度問題161
- 平成26年度問題160
- 平成24年度問題161
- 平成23年度問題162
- 平成22年度問題161
- 平成20年度問題163
買い物は楽天市場