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電験三種の部屋

ビル管理士試験に合格されたら次の目標に第三種電気主任技術者(通称電験三種)を受験される方が多いと思われます。
一昔までは電験三種は難易度が高く難しいというイメージを持たれていたと思われています。
しかし今その電験三種に異変が起こっています。
令和4年度から大きく変更され問題の出題傾向も変更されたことに一気に合格率が上がって来ました。

これから電験三種を受験される方のための変更点と出題傾向とポイントを掲載していきます。

電験三種の変更点

令和3年以前令和4年以降
試験月9月3月・8月
CBT方式X
つまり令和3年までは試験が年1回(9月)に行われていた試験が令和4年からは年2回(3月と8月)に行われるようになりました。
またCBT方式による試験も導入されました。

CBTとは“Computer Based Testing”の略で、「コンピュータ上で実施される試験」のことです。従来のように問題用紙が配付されて解答用紙に鉛筆などで記入する方式とは異なり、問題提示も解答入力も、あるいは採点作業もすべてコンピュータ上で実施します。
従来の試験との大きな違いは

CBT方式は、受験申込後、CBT方式への会場予約期間にCBT会場予約をすることで、受験することができます。

計画的に受験が可能

電験三種には科目合格制度があります。
電験三種の受験科目には

の4科目に合格しなければなりません。
科目合格制度とは1度の受験で4科目合格する必要がなく3年以内に4科目合格すれば合格になります。
つまり令和3年以前は3回の試験で4科目合格しなければならなかったのが令和4年以降は6回の受験で4科目合格すれば合格になります。

令和3年以前

令和元年理論合格電力不合格機械不合格法規不合格
令和2年理論免除電力合格機械不合格法規合格
令和3年理論免除電力免除機械合格法規免除

令和4年以降

令和4年上期(8月)理論合格電力不合格機械不合格法規不合格
令和4年下期(3月)理論免除電力合格機械不合格法規不合格
令和5年上期(8月)理論免除電力免除機械合格法規不合格
令和5年下期(3月)理論免除電力免除機械免除法規合格
このように確実に1科目ずつの受験も可能になりました。

過去問題の使いまわし

以前の電験三種ではあまり過去問題と同じ問題が出題されることはありませんでした。
しかし令和4年から過去問題の使いまわしが始まりました。
つまり一度過去問題で出題された問題が出るようになりました。
従って過去問題を勉強しておけば合格出来る試験になりました。
ここで令和5年下期に出題された問題を例に分析していきます。

令和5年度下期(理論)

問題No出題元問題No出題元
問題1平成25年度 問1問題10平成28年度 問10
問題2平成30年度 問1問題11平成11年度 問3
問題3令和3年度 問3問題12平成23年度 問12
問題4平成25年度 問4問題13平成12年度 問7
問題5令和元年度 問6問題14平成30年度 問14
問題6平成15年度 問5問題15平成18年度 問15
問題7平成20年度 問6問題16令和3年度 問16
問題8平成9年度 問8問題17平成27年度 問16
問題9平成8年度 問11問題18平成24年度 問18

令和5年度下期(電力)

問題No出題元問題No出題元
問題1平成24年度 問1問題10新規
問題2平成27年度 問15問題11平成15年度 問18(修正問題)
問題3平成9年度 問2
平成19年度 問15(類題)
問題12平成18年度 問14
問題4平成15年度 問4問題13平成12年度 問10(類題)
問題5令和3年度 問6(修正問題)問題14平成18年度 問11
問題6平成29年度 問7問題15平成14年度 問1
平成9年度 問11(類題)
問題7平成29年度 問13問題16平成18年度 問17
問題8平成20年度 問9(修正問題)問題17平成19年度 問17
問題9平成15年度 問9問題18

令和5年度下期(機械)

問題No出題元問題No出題元
問題1令和元年度 問2問題10平成29年度 問10
問題2新規問題11平成25年度 問10
問題3令和元年度 問4
(修正問題)
問題12平成29年度 問13
(修正問題)
問題4新規問題13平成7年度 問13
問題5新規問題14平成12年度 問11
問題6平成13年度 問4問題15平成16年度 問15
問題7令和元年度 問7問題16平成30年度 問16
問題8平成9年度 問3問題17平成30年度 問17
問題9平成28年度 問8問題18平成20年度 問17

令和5年度下期(法規)

問題No出題元問題No出題元
問題1平成28年度 問10問題8平成28年度 問9
問題2平成26年度 問4問題9平成23年度 問9
問題3平成10年度 問2問題10平成27年度 問10
問題4平成21年度 問6
(修正問題)
問題11平成28年度 問13
問題5平成30年度 問3問題12令和元年度 問12
問題6平成24年度 問7問題13令和2年度 問11
問題7新規
ここで、修正問題とはほぼ過去問題と一緒ですがほんの少し変更してある問題です。
例として以下のような問題です。
機械の問題で問題12を見てみます。
令和5年問題12と平成29年問題13を比べてみると
平成29年問題13

誘導加熱に関する次の記述のうち、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1. 産業用では金属の溶解や金属部品の熱処理などに用いられ、民生用では調理加熱に用いられている。
  2. 金属製の被加熱物を交番磁界内に置くことで発生するジュール熱によって被加熱物自体が発熱する。
  3. 被加熱物の透磁率が高いものほど加熱されやすい。
  4. 被加熱物に印加する交番磁界の周波数が高いほど、被加熱物の内部が加熱されやすい。
  5. 被加熱物として、銅、アルミよりも、鉄、ステンレスの方が加熱されやすい。
答え【4】

とありましたが、これが令和5年問題12では以下のように修正されています。
令和5年問題12

誘導加熱に関する次の記述のうち、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  1. 産業用では金属の溶解や金属部品の熱処理などに用いられ、民生用では調理加熱に用いられている。
  2. 金属製の被加熱物を交番磁界内に置くことで発生するジュール熱によって被加熱物自体が発熱する。
  3. 被加熱物の透磁率が高いものほど加熱されやすい。
  4. 被加熱物に印加する交番磁界の周波数が高いほど、被加熱物の内部が加熱されやすい。
  5. 被加熱物として、銅、アルミよりも、鉄の方が加熱されやすい。
答え【4】

つまり(5)のステンレスの部分が削除になっていて他の箇所は全く同じ文になっています。
修正問題でもこの程度の修正であることになります。

過去問題の出題率

令和5年度上期
理論18問/18問(100%)
電力13問/17問(76.5%)
機械15問/18問(83.3%)
法規12問/13問(92.3%)

令和5年度下期
理論15問/18問(83.3%)
電力13問/17問(76.5%)
機械14問/18問(77.7%)
法規11問/13問(84.6%)

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