ビル管理士総合情報.com「給水及び排水の管理8」

給水及び排水の管理8

目的はしっかり覚えましょう。
ちなみに通気方式には各個通気方式、ル―プ通気方式、伸頂通気方式、特殊継手排水システムがある。

ブランチ間隔が3以上の排水立て管でル―プ通気方式または各個通気方式を設ける場合は、通気立て管を設ける2管式とする。

1個のトラップを通気する為、トラップ下流から取り出し、その器具よりも上方で通気系統に接続するか、または大気中に開口するように設けた通気管をいう。
自己サイホン作用を防止するのに有効

各個別通気方式

2個以上のトラップを保護するために最上流の器具排水管が排水横枝管に接続する点のすぐ下流から立ち上げて、通気立管または伸頂通気管に接続するまでの通気管をいう。

ル―プ通気方式

伸頂通気管とは最上部の排水横管が排水立管に接続した点よりもさらに上方へ、その排水立管を、管径を縮小せずに立ち上げ、これを通気管に使用する部分をいう。

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覚えましょう。

伸頂通気方式

伸頂通気方式を改良したもので集合住宅等に採用されている。

ブランチとは、枝、排水立て管に接続した各階の横管(主管、枝管)の間の垂直距離が2.5mを超える区間の数をいう。

ブランチ間隔が3以上の排水立て管でル―プ通気方式または各個通気方式を設ける場合は、通気立て管を設け2管式とする。

ブランチ間隔

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これも、そのまま覚えましょう。

排水通気両系統間の空気の流通を円滑にするために設ける通気管

通気管内には汚水が流入しないように配管する。
通気管の横走り部分は、その階の最高位の器具のあふれ縁から150mm以上上方で横走りさせる。やむ得ずそれ以下で横走りさせる場合でも、他の通気枝管または通気立て管に接続する高さは150mm以上とする。
通気管は管内の水滴が自然流下するように、勾配をつけて排水管に接続する。
排水横枝管から取り出す通気管を床下配管する場合は、複数の通気管を床下で接続しない。
通気立て管の下部は、管径を縮小せずに最低位の排水横枝管より低い位置で排水立て管に接続するか、または排水横主管に接続する。
排水横管から通気管を取り出すときは、排水横断面の垂直中心線上部から45°以上内の角度で取り出す。
排水立て管の上部は、管径を縮小せず延長し、その上端は最高位の衛生器具のあふれ縁から150mm以上高い位置で、伸頂通気管に接続するか、単独に大気中に開放する。伸頂通気部は、適度の抵抗を持つ部品を使用してはならない。