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空気環境の調整8

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目次

建築物衛生行政概論 建築物の環境衛生 空気環境の調整
建築物の構造概論 給水及び排水の管理 清掃 ねずみ・昆虫等の防除 
単位集 水質検査項目及び特定建築物の水質検査頻度

空気環境の調整⑧

空気環境の調整① 空気環境の調整② 空気環境の調整③ 空気環境の調整④ 空気環境の調整⑤ 空気環境の調整⑥ 空気環境の調整⑦ 空気環境の調整⑧ 空気環境の調整⑨ 空気環境の調整⑩ 空気環境の調整⑪ 空気環境の調整⑫ 空気環境の調整⑬ 空気環境の調整⑭ 空気環境の調整⑮
空気環境の調整⑯ 空気環境の調整⑰ 空気環境の調整⑱ 空気環境の調整⑲ 空気環境の調整⑳ 空気環境の調整21 空気環境の調整22

エアハンドリングユニット(AHU) < ファンコイルユニット(FCU) < パッケージ型空調機 < 全熱交換器・顕熱交換器 < 空調配管の種類と使用温度と圧力


例題

空気調和機・ファンコイルユニット

エアハンドリングユニット(AHU)

エアハンドリングユニットの構成

エアハンドリンングユニットは、一般に気流の上流側からエアフィルタ、空気冷却器、空気加熱器、加湿器、エリミネータ、送風機並びに電動機、ケーシング等で構成されている。
構成機器は使用目的により変更ができる。
壁面設置型や天井隠ぺい型で、センサ・制御盤を内蔵した コンパクト型がある。

エアハンドリングユニットの構成機器

  1. エアフィルタ
    • 主にユニット型の乾式フィルタが用いられている。
  2. 冷水コイル・温水コイル・蒸気コイル
    • エアハンドリングユニットは独自の熱源装置を持たず、外部から冷温水、蒸気を取り入れて熱源とする。空気冷却器には冷水コイル、空気加熱器には温水コイル または、蒸気コイルが用いられる。冷水コイルと温水コイルを兼用した冷温水兼用コイルも用いられる
      通常コイルにはプレートフィンコイルが用いられる。
      冷水コイルには通常5℃~7℃の冷水が供給され、空気を冷却する。
      温水コイルには通常40℃~60℃ の温水が供給される。
      蒸気コイルには0.2MPa以下の低圧の蒸気が供給される。列数は1~2列が一般的である。
      冷却コイルの凝縮水や噴霧加湿により生じた水滴が下流側に 飛散するのを防ぐためにエリミネータが設置されることが多い。
      コイルの下部には結露水等を受けるためドレンパンが設置される。冷水、温水上部にはエア抜き用のキャップが取り付けられる。
  3. 送風機
    • 多翼送風機(シロッコファン)が多用される
  4. ケーシング
    • 内外面が鋼板でその内部に断熱材として発泡フォームを用いたサンドイッチ構造の外装パネルが用いられる


上記の事柄で重要で覚えなければならないことをまとめると
あたりは覚えよう。
さらに間違えやすい箇所としては、水抜きキャップとエア抜きキャップの問題です。上部に設置するのはエア抜きですよ。たまに上部に水抜きキャップを設置の問題も出ますがこれは不正解ですから気をつけましょう。

ファンコイルユニット(FCU)

  1. ファンコイルユニットは、住宅の冷暖房用やダクト併用ファンコイルユニット方式における端末ユニットとして幅広く用いられる。
  2. ファンコイルユニットはエアフィルタ、冷温水コイル、送風機、電動機、ケーシング等で構成されている。
  3. 室内設置型の小型空気調和機で、一般には加湿器を持たない。
  4. ファンコイルの種類
    • 床置き型(露出型、埋め込み型)
    • 天井型(吊り型(露出型)・隠ペイ型・埋め込み型)
  5. コイルは冷温水兼用のもの、冷水、温水別々に組み込んだものがあり、配管は4管式(冷水・温水にそれぞれ往き管、還り管)、3管式(冷水・温水にそれぞれ往き管があり還り管は冷水 ・温水共通)、2管式(往き管、還り管が冷水温水共通)があり、4管式、3管式は各ユニットごとに冷暖房が可能である。
  6. ファンコイルの送風機は静圧が小さいので圧力損失の大きい高性能フィルタは使用できない。フィルタは抵抗の小さい粗じん用 フィルタが用いられる。
  7. 比較的室数の多い建築物に利用される。分散して多数設置されるため、保守点検が繁雑になりやすい。

パッケージ型空調機

  1. 圧縮機、凝縮器、冷却器、送風機、エアフィルタなどをひとつのケーシング内にパッケージにしたものである。
  2. 空冷式と水冷式に分けられる。
  3. 空冷式では、冷媒弁の切り替えにより、冷房と暖房が出来るヒートポンプが家庭用を含めて多く普及が著しい。
  4. パッケージ型空気調和機マルチタイプとは、室外機1基に対し室内機が複数接続されている(小規模~中規模のビルで多用されている).
  5. パッケージ型空気調和機の能力低下の原因
    • フィルタの目詰まり
    • 室外機の風通しが悪い
    • 室内機、室外機のフィン汚れ
    • 冷媒量の不足
    • 暖房時は室外機に着霜
    • 冷房時は室外機に直射日光の照り返し
  6. 室外機に結露するのはほとんどの場合、フィルタの目詰まりが原因

上記にパッケージ空調機の特徴を記載していますが、能力低下の原因はしっかり覚えましょう。

全熱交換器・顕熱交換器

全熱交換器

全熱交換器の全熱とは顕熱 + 潜熱を意味する←これ重要
室内の排気と取り入れた外気の間で顕熱と潜熱を交換して排気の熱回収を図る空気対空気の熱交換器で、省エネ機器である

顕熱交換器

寒冷地方における空調用換気からの熱回収、排気中に水分やミスト、ダストを多く含む工場排気や、水分の回収を必要としない厨房や温水プール における熱回収には顕熱交換器が使用される。

顕熱交換器では冬場に排気が、夏場に取り入れ外気が低温多湿となって結露しやすくなる(全熱交換器では湿気も移動するので、湿度が高く温度が 低い空気は発生しにくい)

空調配管の種類と使用温度と圧力

配管の種類と用途使用温度及び圧力
冷水配管5~10℃
冷温水配管5~10℃、40~50℃
温水配管100℃未満(一般に40~80℃)
高温水配管100℃以上(一般に120~180℃)
冷却水配管20~40℃
不凍液配管-10~-5℃(氷蓄熱)
低圧蒸気配管0.1Mpa未満(一般に0.01~0.05MPa)
高圧蒸気配管0.1MPa以上(一般に0.1~1MPa)

上記配管の使用温度と圧力の問題も数年に1度程度出題されているので覚えましょう。
基本的に上記表を覚えておけばいいでしょう。
冷温水配管は5~10℃、40~50℃ですので間違えないようにしましょう。
つまりファンコイル等が冷房の時は5~10℃、暖房時は40~50℃です。
冷却水配管は冷却と言われているのでもっと低い感じですが20~40℃ですので間違えないようにしましょう。

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