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建築物衛生行政概論2

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目次

建築物衛生行政概論 建築物の環境衛生 空気環境の調整
建築物の構造概論 給水及び排水の管理 清掃 ねずみ・昆虫等の防除 
単位集 水質検査項目及び特定建築物の水質検査頻度

建築物衛生行政概論②


建築物衛生行政概論① 建築物衛生行政概論② 建築物衛生行政概論③ 建築物衛生行政概論④ 建築物衛生行政概論⑤ 建築物衛生行政概論⑥ 建築物衛生行政概論⑦ 建築物衛生行政概論⑧ 建築物衛生行政概論⑨ 建築物衛生行政概論⑩ 建築物衛生行政概論⑪ 建築物衛生行政概論⑫

空気環境の調整に関すること < 給水及び排水の管理に関すること < 雑用水に関すること < 清掃及びねずみ等の防除に関すること


例題

建築物環境衛生管理基準について

特定建築物の所有者・占有者その他の者で当該特定建築物の維持管理について、権原を有する者は、「建築物環境衛生管理基準」に従って維持管理をしなければならないと政令で定められている。

空気環境の調整に関すること

管理基準値
浮遊粉じんの量0.15mg/m3以下平均値が基準を満たすこと。
一酸化炭素の含有率10ppm以下(100万分の10以下)
二酸化炭素の含有率1000ppm以下(100万分の1000以下)
温度17℃~28℃すべての測定値が基準を満たしていること。
相対湿度40~70%
気流0.5m/s以下
ホルムアルデヒド0.1mg/m3以下
備考:一酸化炭素の含有率に関しては、厚生労働省令で定める特別の事情がある建築物にあっては、厚生労働省令で定める数値は100万分の20以下(20ppm)
一酸化炭素及び二酸化炭素に関しては10ppm、1000ppm又は100万分の10、100万分の1000と出題されているがppmとは100万分の1であり、同じ値になります。
従って、どちらの表記でも対応できるように覚えておきましょう。

空気環境の管理基準は覚えるしかない。
間違えやすいワースト3を記述すると
  1. 温度・・・17℃以上28℃以下(18℃以上27℃以下は間違いです)
  2. 二酸化炭素と一酸化炭素・・・1000ppmと10ppm(混合しないように)
  3. 気流と浮遊粉じん・・・0.5と0.15(混合しないように)
上記3つはあれ、どっちだったかな?と一瞬迷ってしまいます。
この問題を落とすと痛いよ。


空気環境の不適合率

この問題も良く出るので暗記しましょう。

不適合率ワースト3
  1. 湿度
  2. 二酸化炭素
  3. 一酸化炭素
冬などは極端に湿度が低くなります。(40%以上確保することは難しい)
冬に静電気が発生するのはそれが原因です。
次に二酸化炭素や一酸化炭素です。(部屋などの使用状況に左右されます。)
たとえばホテルなどの宴会場では極端に高くなる傾向にあります。

一方で、浮遊粉じんなどはもともと浮遊粉じんの発生要因がたばこの煙です。
多くの建物が現在分煙化が進んでいる影響で劇的に改善されています。

空気環境の測定方法
備考:空気環境の測定位置は、以前は居室の中央部の床上75cm以上120cm以下の位置で測定とありましたが、法改定により現在は75cm以上150cm以下となっています。
従って、古い過去問を解いている方は注意しておいてください。

ホルムアルデヒドとは家具や建築資材、壁紙を貼る為の接着剤、塗料などに含まれている化学物質の一つです。
  防腐剤としても使用されます。

従って大規模な模様替えや修繕した時に測定が義務つけられています。
しかも夏場に発生するといわれているので、夏場に測定を行います。


空気環境の測定値

つまり、粉じんなどの汚染指標は平均値で温度などの快適指標は瞬時値
です。

これ覚えましょう。

測定器
項目測定器
浮遊粉じんグラスファイバーろ紙を装着し、重量法により測定する機器等
一酸化炭素検知管方式の一酸化炭素検定器
二酸化炭素検知管方式の二酸化炭素検定器
温度0.5度目盛り温度計
相対湿度0.5度目盛り乾湿球湿度計
気流0.2m/s以上を測定できる風速計
ホルムアルデヒドクロマトグラフ法等による測定器
ポイント・・・よく数値の問題が出題されているので温度・相対湿度は0.5、気流は0.2と覚えておく。

給水及び排水の管理に関すること

残留塩素の測定
遊離残留塩素結合残留塩素
平常時100万分の0.1(0.1ppm)100万分の0.4(0.4ppm)
供給されている水が病原生物に著しく汚染される恐れがある場合100万分の0.2(0.2ppm)100万分の1.5(1.5ppm)
1ppmとは100万分の1であり、問題としては100万分の0.1、0.1ppmと表記されて出題されています。


残留塩素の測定と貯水槽の清掃 備考:給湯温度の維持管理及び貯水槽の清掃はレジオネラ症などの感染症対策となる。
給湯温度は55℃以上とする。

雑用水に関すること

人の飲用、炊事用、浴用その他人の生活の用に供する以外の水に対する管理基準

残留塩素の測定
遊離残留塩素結合残留塩素
平常時100万分の0.1(0.1ppm)100万分の0.4(0.4ppm)
供給されている水が病原生物に著しく汚染される恐れがある場合100万分の0.2(0.2ppm)100万分の1.5(1.5ppm)
1ppmとは100万分の1であり、問題としては100万分の0.1、0.1ppmと表記されて出題されています。

備考:残留塩素の測定も飲料水と同一基準である。
測定回数も7日に一度定期に実施すること。

散水・修景又は清掃の用に供する水に関しては次に述べるところにより維持管理を行う。
維持管理基準
項目基準検査
pH値5.8以上8.6以下であること7日以内ごとに1回
臭気異常でないこと
外観ほとんど無色透明であること
大腸菌検出されないこと2か月以内ごとに1回
濁度2度以下であること
備考;水洗便所の用に供する水であっては濁度の項目は適用されない。

排水の管理に関すること

特定建築物の維持管理権原者は、排水に関する設備の掃除を6か月以内ごとに1回定期に行う。

特定建築物の維持管理権原者は、厚生労働大臣が別に定める技術上の基準に従い、排水に関する設備の補修、清掃その他該当設備の維持管理に努めなければならない。

清掃及びねずみ等の防除に関すること

測定・検査の回数のまとめ

最低でも下記の検査回数は暗記しておこう。

(備考):ホルムアルデヒドは新築、増築、大規模の修繕又は大規模の模様替えを完了し、その使用を開始した時点から直近の6月1日から9月30日までの間に1回実施


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