ねずみ・昆虫等の防除3
ゴキブリの生態と防除
ゴキブリの種類
主な種類にチャバネゴキブリ、クロゴキブリ、トビイロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリ、キョウトゴキブリなどがある。
チャバネゴキブリ
- ■■■に広く分布する都市環境の代表的な害虫。
- 日本においても ■■■である。
- ■■■・ ■■■に多く生息する。
- 最も小型で成虫の体長は ■■■cm程度。
- 全体は黄褐色で前胸背板に明瞭な2本の細長い黒斑がある。
- 1卵鞘中には ■■■個の卵が入っている。
- ■■■まで尾端に卵鞘を保持している。
- 成虫になるまでの期間は25℃で約 ■■■日、27℃で ■■■日、20℃で ■■■日と著しく長くなる。
- 1匹のメスは平均 ■■■回産卵する。
- チャバネゴキブリは日本の冬季では ■■■なしでは越冬できないが ■■■の完備されたビルでは通年生息することができる。
- 1年に ■■■回世代交代を繰り返す。
クロゴキブリ
- 成虫の体長は ■■■cm。
- ■■■、四国、九州に多い。
- 一般住宅の ■■■。
- ビル内では厨房、湯沸し器、建築物周辺や ■■■、 ■■■等でも見られる。
- 気温の ■■■に雄雌が1対で飛行行動し分布を拡大する。
- やや褐色がかかった艶のある黒色で斑紋はない。
ヤマトゴキブリ
- 屋外でも暮らす ■■■
- クロゴキブリに形態は似ているが、 ■■■が少なくやや ■■■で平たい感じを受ける。
- 農村地区や郊外の木造住宅に多いが、都心の ■■■や ■■■で生息が確認されている。
ワモンゴキブリ
- 成虫の体長は ■■■cmの大型種。
- もともと熱帯性で九州以南に多かったが近年では ■■■されたビル各地に定着している。
- やや赤みを帯びた ■■■で前胸背板に ■■■の輪紋がある。
トビイロゴキブリ
ワモンゴキブリの近似種で、 ■■■したビル各地で定着している。
キョウトゴキブリ
クロゴキブリに似ているが大きさはチャバネゴキブリ程度で ■■■などに定着している。
ゴキブリの習性
- ■■■の時間に潜伏場所から出現し、摂食、摂水行動を起こす。
- 体内に組み込まれた ■■■により、約24時間を ■■■とする行動が見られる。
- 潜伏場所の辺りに ■■■などの汚れが多く見られ、 ■■■を処理する場所の目安になる。
- ■■■を糞中に分泌してこれによって群れる。
- 雑食性で、食品類、汚物など様々なものを餌とする。ゴキブリ類の食性は、 ■■■で変化する。
- 物の縁や隅を通る傾向があり、壁から ■■■程度の隅に活動が集中する。
防除法
薬剤処理とともに ■■■となるものは放置しない。 ■■■をなくすことが重要である。
残留処理
ゴキブリの行動習性を利用した基本駆除法、残効性の高い有機りん剤やピレスロイド剤を壁面等1m2当たり ■■■mL散布するのが標準である。
ゴキブリの ■■■や ■■■となりやすい家具の隅や隙間などに重点的に殺虫剤処理を行う。
直接処理
生息密度が高い場合は ■■■、 ■■■、 ■■■、 ■■■などによって室内に薬剤を充満させ30分~1時間部屋を閉めきり、隅に澄んでいるゴキブリを 直接殺す。 ■■■には期待できない。 部屋はできるだけ密閉状態にし、引き出し、戸棚等はすべて開放しておく。
煙霧処理
ジクロボス ■■■%油剤を1m3当たり2~3mL散布する。
追い出し効果(フラッシング効果)
■■■にはゴキブリに対する追い出し効果がある。
空間処理に ■■■を使用すると、フラッシング(追い出し)効果が期待できる。
ULV処理
ペルメトリンを有効成分とする専用水性乳剤では1m3当たり ■■■%溶液を約1mL処理する。
粘着トラップ
■■■がそれほど高くない場合に用いる。薬剤処理と併用する。
毒餌(ペイト剤)処理)
- 喫食性を増すために ■■■(ゴキブリの排泄物等による汚れ))が多く見られる,ゴキブリが良く ■■■に、的確に ■■■設置する。
- 喫食率を高めるため、ゴキブリの ■■■となるものを設置場所周辺から除去することが大切である。
- 毒餌に ■■■がかからないようにする。
- 遅効性の為生息密度が減少するまで ■■■に配置が必要である。
総合的な防除
- 駆除率の算出には、1日、1トラップ当たりのゴキブリ捕獲数である ■■■を用いる。
- 環境の ■■■、 ■■■に努めることで発生を最小限に抑え、発生調査に基づき、状況に合った防除対策を講じる。
- ■■■を用いた防除と、 ■■■に頼らない防除とを組み合わせた方法である。
- ■■■にあたっては環境に配慮し、少ない薬量で、労力、経済負担を少なくする。
- 発育期間が長いため、ハエや蚊と比較して徹底駆除後における ■■■にかかる時間も長い。
ダニ
ダニは分類学的にはくもに近く ■■■ではない。
日本国内で知られる ■■■種のダニのうち屋内に居て、さらに ■■■する種はごくわずかのダニである。
ダニの生態
- 成虫で ■■■対の脚をもち、羽根や触覚はない。
- ダニの体は、口器がある ■■■と、頭、胸、腹が融合した ■■■の2つに分かれている。
- 幼虫では脚は ■■■対、若虫、成虫で ■■■対である。
ダニの種類
- ■■■
- イエダニ、マダニ
- ■■■
- イエダニ(ネズミに寄生)、スズメサシダニ(スズメに寄生)、トリサシダニ(鳥に寄生)
- ■■■
- ヒョウヒダニ、コナダニ、ツメダニ
- ■■■
- ツメダニ
- ■■■
- ヒゼンダニ
- ■■■
- ヒメハダニ
ヒョウヒダニ
- 人の ■■■を食べる。
- 人は ■■■
- 温度25℃で湿度60%以上の ■■■があるところで繁殖しやすい。
- 死骸や糞が ■■■の原因になる。
イエダニ
- ■■■の巣が発生源で ■■■に寄生する。
- 宿主である ■■■がいなくなると人からも ■■■することがある。
- 防除対策には ■■■の巣を除去するのが有効である。
ケナガコナダニ
- 新しい ■■■によく発生する。
- ■■■からも発生する。
- 人への ■■■はない。
ツメダニ
- ヒョウヒダニや他のダニ類を ■■■する。
- 人を刺すことはあるが ■■■はしない。
シラミダニ
- ■■■類に寄生する
- ■■■に寄生することで知られているが偶発的に人を刺すが ■■■。
ヒゼンダニ
- ■■■に内部寄生する。
- ■■■を引き起こす。
ダニの防除
- 吸血性ダニ類(イエダニなど)は殺虫剤の感受性が ■■■、一般に使用されている有機りん剤やピレスロイド剤のほとんどが ■■■であり、残留処理や、室内全体で被害を 発生している場合は、煙霧、ULV、燻煙剤処理でも対応できる。
- 動物寄生性ダニのイエダニはネズミの ■■■の除去を行う。屋内にあってはゴキブリに準した ■■■を行う。
- 鳥に寄生するダニ(トリサシダニ等)は ■■■の巣を除去するが、鳥の卵ごと除去する場合は、 ■■■または ■■■の許可が必要である。
屋内塵性ダニ(ヒョウヒダニ等)の防除
- 薬剤感受性は一般的に ■■■十分な効果が期待できる ■■■は少ない。
- これらのダニの発生は多分に ■■■で、25℃以上、60%以上の湿度でよく発生する。室内を通風し、除湿によって乾燥し、高温にならないようにする。
- ツメダニ類は殺虫剤に対する感受性が ■■■。現時点では効果的に使える殺虫剤はなく、 ■■■に対する対策はあまり期待できない。畳によく発生するのでこれらは加熱処理により対応する。
- ツメダニ類はほかのダニ類を ■■■しているので、餌となるほかのダニなどの繁殖をしないように、除塵を徹底し、 ■■■・ ■■■に気を付ける必要がある。
- 畳に ■■■を処理する場合は室内塵性ダニ用の ■■■を用いる。乳剤などは不適当である。
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