建築物の環境衛生2
例題1
平成30年 問題24熱中症の記述として、最も不適当なものはどれか。
- 熱失神は、頭頸部が直射日光などにさらされたことにより抹消血管の拡張を生じることによって起こる。
- 熱射病では、体温調整中枢の機能に障害を来し、自力での体温調整ができず体温が急激に上昇する。
- 熱疲労は、多量の発汗により体内の水分や塩分が不足することに加え、全身的な循環不全による重要諸臓器の機能低下によって起こる。
- 熱けいれんは、過剰な発汗により血液中の塩分が濃縮されることによって起こる。
- 熱射病の治療は、全身の冷却が第一であるが冷やし過ぎには十分に注意する。
例題2
平成29年 問題25エネルギ―代謝に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 基礎代謝とは、早朝覚醒後の空腹時仰臥の姿勢におけるエネルギ―代謝のことである。
- 日本人の30歳代の男子の平均基礎代謝量は2,650kcal/日、女子の平均基礎代謝量は1,950kcal/日である。
- 安静時代謝量は、基礎代謝のおよそ20%増しである。
- 熱産生は、摂取した食物の代謝による化学的エネルギ―に由来する。
- 睡眠時のエネルギ―消費量は、基礎代謝量より低い。
例題3
平成26年 問題24快適温度に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ヒトの温熱的快適性は、環境側要素と人体側の着衣量、代謝量に影響される。
- 高齢者は、一般に若年者より低い室温を好むとされている。
- 夏の快適温度は、一般に冬に比べ2~3℃高い。
- 涼しい環境では、男性より女性が寒さを訴えやすい。
- 過去数十年の間のオフィスビルにおける温度設定は大きく変動してきた。
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