令和6年度給水及び排水の管理「過去問題解説7」
問題136
衛生器具設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- プラスチック製の衛生器具は、水やぬるま湯に浸した柔らかい布を絞って拭く。
- 小便器の排水状態は、6か月に1回、定期に点検する。
- ステンレスに付いた脂汚れは、薄めた中性洗剤を付けたスポンジなどで洗い、洗剤分を完全に洗い落とす。
- 大便器の洗浄タンク内の汚れ状態は、 6か月に1回、定期に点検する。
- 洗面器のトラップの接合部の緩みの有無は、1年に 1回、定期に点検する。
答え【5】
洗面器のトラップの接合部の緩みの有無は、2か月に 1回、定期に点検する。
令和元年問題136
問題137
浄化槽法第1条(目的)に規定されている事項として、誤っているものは次のうちどれか。
- 浄化槽の設置、保守点検、清掃及び製造について規制すること。
- 浄化槽製造業の登録制度を整備すること。
- 浄化槽清掃業の許可制度を整備すること。
- 浄化槽設備士及び浄化槽管理士の資格を定めること。
- 浄化槽によるし尿及び雑排水の適正な処理を図ること。
答え【2】
浄化槽工事業者の整備制度を整備すること。が正しい。
浄化槽法の目的
第1条 この法律は、浄化槽の設置、保守点検、清掃及び製造について規制するとともに、浄化槽工事業者の登録制度及び浄化槽清掃業の許可制度を整備し、浄化槽設備士及び浄化槽管理士の資格を定めること等により、公共用水域等の水質の保全等の観点から浄化槽によるし尿及び雑排水の適正な処理を図り、もつて生活環境の保全及び公衆衛生の向上に寄与することを目的とする。
問題138
特殊設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 入浴設備において、気泡発生装置などのエアロゾルを発生させる設備を設置する場合には、空気取入口から土ぼこりが入らないような構造とする。
- プール水の消毒設備には、塩素剤に加えてオゾン消毒や紫外線消毒を併用する例がある。
- 子供が水遊びをする親水施設の用水には、衛生性の確保の面から利用形態によりプール並みの浄化装置が必要となる。
- 食品製造に関する管理システムのHACCP方式は、製造した最終製品を対象に安全確認検査を行う手法である。
- 入浴設備の循環水は、浴槽の底部に近い部分から供給する。
答え【4】
食品製造に関する管理システムのHACCP方式は、従来の方式が最終製品の安全確認検査に依存していたものを、原材料の生産から消費者に届くまでの各段階で安全確保のための 管理を行う方式としたことである。
HACCP方式は、アメリカの宇宙開発計画に際して、宇宙食の安全性を確保するために開発された食品製造に関する管理システムである。
問題139
防火設備及び消防用設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 防火設備定期検査制度により、建築基準法施行令と特定行政庁が定めた条件を満たす建築物の防火設備は、一級建築士、二級建築士または防火設備検査員が、1年に 1回作動状況等を確認する。
- 消防用設備等に附置される動力消防ポンプは、1年に 1回機器点検を行う。
- 防火管理者は日常の点検項目として、消防用設備の異常信号などについて確認し、異常が認められたら直ちに修理し、機能回復を図る。
- 特定防火対象物における法定定期点検の結果とその不備に関する是正措置の報告は、1年に 1回行う。
- 機器点検のうち外観点検とは、消防用設備等の機器の適正な配置など、主として外観から判断できる事項を点検基準に従い確認することである。
答え【2】
消防用設備等に附置される動力消防ポンプは、6か月に 1回機器点検を行う。
機器点検は6か月に1回、総合点検は1年に1回です。
問題140
消火設備に関する次の組合せのうち、最も不適当なものはどれか。
- 閉鎖型スプリンクラー設備―――自動散水による消火
- ハロゲン化物消火設備―――――負触媒作用による消火
- 消火器――――――――――――初期発見段階での消火
- 屋内消火栓設備――――――――公設消防隊の専用使用による消火
- 泡消火設備――――――――――油火災での消火
答え【4】
屋内消火栓設備は公設消防隊の専用ではなく、建築物所有者及び関係者や自衛消防隊が初期消火のために使用します。
屋内消火栓設備は、人が操作することによって火災を消火する設備であり、水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、起動装置、屋内消火栓(開閉弁、ホース、ノズル等)、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。
公設消防隊の専用使用による消火設備は連結送水管です。
















