令和6年度空気環境の調整「過去問題解説9」
問題86
ある測定点で、 1台 75dBの騒音レベルを生じる機械を 6台同時に稼働させた場合の騒音レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。
ただし、 log102= 0,3010、log102= 0,4771とする。
- 78dB
- 80dB
- 83dB
- 84dB
- 85dB
答え【3】
以下のことを覚えておけばこの問題は簡単に導くことができます。- 同じ騒音レベルの機械を2台使用した場合は+3dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を4台使用した場合は+6dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を6台使用した場合は+8dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を8台使用した場合は+9dBになる。
- 同じ騒音レベルの機械を10台使用した場合は+10dBになる。
75 + 8 = 83dB
になります。
問題87
空調機械室からの騒音に関する伝搬音の種類の組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア ダクト・管路系の振動に起因する音
イ 隔壁・隙間等を透過してくる空調機から発生した音
ウ ダクト内を伝搬して給排気口から放射される音
- (ア)固体伝搬音―――(イ)固体伝搬音―――(ウ)空気伝搬音
- (ア)固体伝搬音―――(イ)空気伝搬音―――(ウ)空気伝搬音
- (ア)固体伝搬音―――(イ)空気伝搬音―――(ウ)固体伝搬音
- (ア)空気伝搬音―――(イ)固体伝搬音―――(ウ)固体伝搬音
- (ア)空気伝搬音―――(イ)固体伝搬音―――(ウ)空気伝搬音
答え【2】
騒音をエネルギーの伝わり方から見た場合空気伝搬音―――音源から発生した音が空気中を伝搬してくる音
固体伝搬音―――設備機器等の振動が建築躯体内を伝搬して居室の内装材から放射される音
のことであり
空気伝搬音がイとウになり固体伝搬音がアになります。
平成26年問題86
問題88
昼光照明と窓に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 直射日光による水平面照度は、地表での直射日光による法線面照度に cosh (h:太陽 高度)を乗じたものである。
- 間接昼光率は、室内反射率の影響を受ける。
- 昼光率は、窓ガラスの透過率の影響を受ける。
- 同じ面積であれば、側窓より天窓の方が多く昼光を採り入れられる。
- グローバル照度は、直射日光照度と天空光照度の合計である。
答え【1】
直射日光による水平面照度は、地表での直射日光による法線照度にsinh(h:太陽高度)を乗じたものである。
平成26年問題89
問題89
点光源直下 3.0mの水平面照度が 600lxである場合、点光源直下 1.5mの水平面照度として最も近いものは次のうちどれか。
- 300lx
- 600lx
- 1200lx
- 2400lx
- 3600lx
答え【4】
点光源による照度は、点光源からの距離の逆2乗の法則で求める。
つまり


問題90
照明器具の光源の交換方式などに関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
不点灯になった光源をその都度交換する光源の交換方式を[ ア ]といい、日本国内の事務所において最も多い交換方式である。一方、あらかじめ定めていた交換時期に達したときに全数を交換する交換方式を[ イ ]という。光源の交換と[ ウ ]の時期を合理的に組み合わせることで、人件費の節約や美観の保持等に好ましい結果をもたらすことができる。
- 個別的集団交換方式 ――― 集団交換方式 ―――――― 清掃
- 個別的集団交換方式 ――― 集団的個別交換方式 ――― 配線交換
- 個別交換方式 ―――――― 集団交換方式 ―――――― 配線交換
- 個別交換方式 ―――――― 集団交換方式 ―――――― 清掃
- 個別交換方式 ―――――― 集団的個別交換方式 ――― 清掃
答え【4】
不点灯になった光源をその都度交換する光源の交換方式を[ 個別交換方式 ]といい、日本国内の事務所において最も多い交換方式である。一方、あらかじめ定めていた交換時期に達したときに全数を交換する交換方式を[ 集団交換方式 ]いう。光源の交換と[ 清掃 ]の時期を合理的に組み合わせることで、人件費の節約や美観の保持等に好ましい結果をもたらすことができる。
光源の交換方式
光源の交換方式は、個別交換方式、集団的個別交換方式、集団交換方式、個別的集団交換方式の4つに分類される。
- 個別交換方式
- 不点になった光源をその都度個別に取り替える方式
- 集団的個別交換方式
- 不点になった光源がある個数でまとまったとき、あるいは一定期間経過したときに、不点灯の光源のみを交換する方式
- 集団交換方式
- 光源が不点になっても、当初計画した交換時期、あるいは不点の光源が一定数(一般には、全光源の3~5%が不点になった時点)に達するまで光源の交換を行わず、あらかじめ定めていた交換時点に達したときに全数を交換する方式
- 個別的集団交換方式
- 不点になった光源はその都度交換し、ある一定期間が経過した時点で、すべての光源を交換する方式
- 個別交換方式は小規模な照明施設や光源の交換が容易な場所に適している。
- 集団的個別交換方式は頻繁に個別交換がしにくい場所に適している。
- 集団交換方式は大規模な照明施設で、光源の交換が比較的困難な場所に適している。
- 個別的集団交換方式は大規模な照明施設で光源の交換に要する人件費が高い場合に適している。
















