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令和1年度空気環境の調整「過去問題解説3」

問題56

室温20℃の室内において、ホルムアルデヒドの質量濃度が0.08mg/m3であったとき、ホルムアルデヒドの容積比濃度として、最も近いものは次のうちどれか。

ただし、濃度換算には以下の式が用いられ、ホルムアルデヒドの分子量Mは30とする。

Cppm=Cmg/m3x22.41/M x (273 + t)/273
Cppm:容積比濃度[ppm]、M:分子量
Cmg/m3:質量濃度[mg/m3]、t:温度[C]

  1. 0.050ppm
  2. 0.065ppm
  3. 0.080ppm
  4. 0.100ppm
  5. 0.120ppm


解説

答え【2】

与えられた式に代入していくと

解説

により0.065ppm になります。
ここがポイント


類似問題

問題57

アレルゲンと微生物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 学校保健安全法の学校環境衛生基準には、ダニ又はダニアレルゲンの基準が含まれている。
  2. ウイルスは、平常時の微生物汚染問題の主な原因であり、環境微生物として捉えられる。
  3. クラドスポリウムは、アレルギ―症状を引き起こす原因の一つである。
  4. スギ花粉の除去にエアフィルタが有効である。
  5. 日本国民の約半分は、何らかのアレルギ―に罹患している。


解説

答え【2】

環境微生物として捉えられるのは主に真菌と細菌です。
ここがポイント


類似問題

問題58

エアロゾル粒子とその測定粒径との組合せとして、最も適当なものはどれか。

  1. 雨滴――――――100μm
  2. 海岸砂―――――10μm
  3. 胞子――――――1μm
  4. 噴霧液滴――――0.1μm
  5. ウイルス――――0.01μm


解説

答え【5】

エアロゾル粒子とその測定粒径の問題ではこの他にたばこ煙や花粉なども出題頻度が高いと思いますので合わせて覚えておきましょう。
まず、適当なものは(5)のウイルスになると思います。
ウイルスはビル管理士試験の出題の中では極端に小さい粒子になります。
ウイルスは0.003μm~0.05μm程度です。
海岸砂とか雨滴は肉眼でも確認できるレベルなので大きいと思います。

従って大小関係で表すと

海岸砂 > 雨滴 > 花粉 > 胞子 > 真菌 > バクテリア(細菌) > たばこ煙 > ウイルス

になります。
この大小関係はしっかり抑えておきましょう。
この大小関係が分かっていればある程度消去法で答えが導かれますので。


ここがポイント

エアロゾル粒子の測定粒径
ウイルス0.003~0.05μm
たばこ煙0.01~1μm
バクテリア(細菌)0.3~20μm
真菌1~10μm
ダニアレルゲン1~20μm
胞子10~50μm
セメントダスト3~100μm
花粉10~100μm
雨滴(霧滴)2~70μm
海岸砂100~1,000μm


類似問題

問題59

次の空調熱負荷のうち、室内負荷の構成要素に分類されないものはどれか。

  1. ガラス窓透過日射熱負荷
  2. 透湿熱負荷
  3. 外気負荷
  4. 間欠空調における蓄熱負荷
  5. 隙間風熱負荷


解説

答え【3】

外気負荷は空調機負荷に分類されます。
室内負荷は、室に吹き出す空調空気によって処理される負荷のことです。

ここがポイント

空調負荷の分類

空調負荷には、熱源負荷、空調機負荷、室内負荷があり、負荷の大きさは、大きい順に

熱源負荷 > 空調機負荷 > 室内負荷


類似問題

問題60

下の表に示す、空気Aと空気Bを2:1に混合した後の比エンタルピ―と絶対湿度の組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

令和1年問題60

    比エンタルピ―[kJ/kg(DA)]   絶対湿度[kg/kg[DA]]
  1. 56――――――――――――――0.012
  2. 62――――――――――――――0.012
  3. 56――――――――――――――0.014
  4. 62――――――――――――――0.014
  5. 59――――――――――――――0.013


解説

答え【1】

この問題もよく出題されます。
解き方は下のここがポイントを参照ください。

令和元年問題60

になります。

ここがポイント

ある公式を覚えていると簡単に解くことができます。

乾球温度A℃、比エンタルピーXkJ/kg(DA)の外気と、乾球温度B℃、比エンタルピーYkJ/kg(DA)の室内空気を1:3の割合で混合した後の乾球温度と比エンタルピーの組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

この問題良く出題されます。
まず乾球温度について考えていきます。

乾球温度A℃と乾球温度B℃の室内空気を1:3の割合で混合した後の乾球温度を求めます。

空気線図の問題

次に比エンタルピーについて考えていきます。

比エンタルピーXkJ/kg(DA)と比エンタルピーYkJ/kg(DA)の室内空気を1:3の割合で混合した後の比エンタルピーを求めます。

空気線図の問題


類似問題

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