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平成28年度空気環境の調整「過去問題解説8」

問題81

浮遊粉じんの測定法と測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 浮遊粉じんの測定法には、捕集測定法と浮遊測定法がある。
  2. 散乱光法は、浮遊粉じん浮遊測定法の一つである。
  3. デジタル粉じん計は、粉じんによる散乱光の波長により相対濃度を測定する。
  4. 建築物環境衛生管理基準に基づきロ―ボリウムエアサンプラ法を用いる場合には、分粒装置を装着する必要がある。
  5. デジタル粉じん計の受光部などは、経年劣化が生じることから、定期的に較正を行う。


解説

答え【3】

(3)のデジタル粉じん計は、吸引される試料空気が散乱光測定域を通る際に光を照射し、その中に含まれる粉じんから発した散乱光の強さを光電変化素子で電気信号に変換 し、相対濃度として計測される。
従って(3)は散乱光の波長ではなく強さです。
ここがポイント


類似問題

問題82

汚染物質とその濃度又は強さを表す単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. パラジクロロベンゼン――――――μg/m3
  2. 放射性物質―――――――――Sv
  3. 浮遊細菌――――――――――CFU/m3
  4. アスベスト――――――f/cm3
  5. 二酸化硫黄―――――――ppb


解説

答え【2】

これ間違えやすいですけど、(2)はBq(ベクレル)です。
Svはシ―ベルトで人が受けた放射線影響の度合いを表すです。
ここがポイント

過去に出題された用語と単位問題

空気汚染物質とその濃度又は強さを表す単位の問題も毎年出題されています。
今まで出題された単位の問題の総まとめです。

汚染物質単位出題年度
アセトアルデヒドμg/m3平成30年
真菌CFU/m3平成30年
アスベスト本/L
f/cm3
f/L
平成30年、平成29年、平成23年
平成28年
平成27年
浮遊粉じんmg/m3
cpm
平成30年
平成26年
キシレンμg/m3平成29年
放射能Bq平成29年、平成26年
二酸化窒素ppb平成29年、平成26年、平成23年
パラジクロロベンゼンμg/m3平成28年
浮遊細菌CFU/m3平成28年、平成27年
二酸化硫黄ppb平成28年
トルエンmg/m3平成27年
ダニアレルゲンng/m3平成27年
オゾンμg/m3平成26年
浮遊微粒子個/m3平成23年
ラドンガスBq/m3平成23年


類似問題

問題83

環境要素とその測定法との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. ダニアレルゲン―――エライザ(ELISA)法
  2. オゾン――――――検知管法
  3. 微生物――――――ザルツマン法
  4. アスベスト――――光学顕微鏡法
  5. 二酸化炭素――――非分散型赤外線吸収法


解説

答え【3】

(3)が誤りです。
ザルツマン法は窒素酸化物の測定法です。
微生物には倍地法、衝突法などです。
ここがポイント

室内環境の測定

    
空気環境物質主な測定法
一酸化炭素検知管法
定電位電解法
ガスクロマトグラフ法
酸素ポ―ラログラフ法
ガルバニ電池法
二酸化炭素検知管法
非分散型赤外線吸収法
ガスクロマトグラフ法
窒素酸化物ザルツマン法
化学発光法
フィルタバッジ法
硫黄酸化物紫外線蛍光法
溶液導電率法
臭気官能試験
オルファクトメ―タ法
ダニアレルゲンエライザ(ELISA)法
オゾン検知管法
紫外線吸収法
化学発光法
放射線シンチレ―ション検出器
アスベストX線回析分析法
光学顕微鏡法
赤外線吸収スペクトル法
花粉アレルゲン表面プラズモン共鳴法
浮遊微生物培地法
フィルタ法
衝突法
ATP法
換気量トレ―サガス減衰法
直接風量測定法
二酸化炭素濃度減衰法
浮遊粉じんロ―ボリウムエアサンプラ
デジタル光散乱型粉じん計
圧電天秤法
ラドンパッシブ法
アクティブ法


類似問題

問題84

空気調和・換気設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 空調用ダクトは、経過年数に応じて内部の清掃を考慮する。
  2. 空気調和・換気設備に関連する健康障害には、微生物によるものがあり、ビル関連病(BRI)に代表される。
  3. 加湿装置は、建築物環境衛生管理基準に基づき、使用開始時及び使用期間中の3ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検する。
  4. 冷却塔に供給する水は、水道法に規定する水質基準に適合していることが求められる。
  5. 冷却塔は、建築物環境衛生管理基準に基づき、1年以内ごとに1回、定期に清掃を行う。


解説

答え【3】

(3)は加湿装置は、建築物環境衛生管理基準に基づき、使用開始時及び使用期間中の1ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検する。
ここがポイント

冷却塔・冷却水の汚れの状況、必要に応じ清掃1ヵ月以内ごとに1回定期に
加湿装置の汚れの状況、必要に応じ清掃1ヵ月以内ごとに1回定期に
空調機のドレンパンの汚れの状況、必要に応じ清掃1ヵ月以内ごとに1回定期に
冷却塔、冷却水の水管および、加湿装置の清掃1年以内ごとに1回定期に


類似問題

問題85

夏季ピ―ク時における空気調和設備の節電対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 冷凍機の冷却水入口温度を低下させる。
  2. 空気調和機のエアフィルタを清掃する。
  3. 熱源機の熱交換器を洗浄する。
  4. ヒ―トポンプ屋外機の熱交換器に散水する。
  5. 冷凍機の冷水出口温度を低下させる。


解説

答え【5】

(5)ですが冷凍機の冷水出口温度を上昇させる。 節電するためには冷水入口温度と冷水出口温度の差をできるだけ小さくすることが重要です。
ここがポイント


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