科目別出題傾向徹底分析―給水と排水の管理
給水と排水の管理では、一番年度別により難易度の差が激しく感じます。
まず、必ずと言っていいほど問題106では給水及び排水の管理に関する用語の問題が出題されています。
また、給水と排水の管理では数字をいかに覚えるかが攻略のポイントになります。
問題では多くの数字が出てきます。
- 受水槽の容量は、一般に1日最大使用水量の50%程度とする。
- 一般細菌は、1mLの検水で形成される集落数が100以下である。
- 給水配管の適正流速は、0.9~1.2m/sとされている。
- 大便器洗浄弁の最低必要水圧は、70kPaである。
- ホテル宿泊部の設計給湯量は、70~150L/(人・日)である。
- 排水立て管のオフセット部の上下600mm以内には、排水横枝管を設けてはならない。
- 排水ポンプは、排水槽の周囲の壁面などから200mm以上離して設置する。
- 自然流下方式の排水横管の勾配は、管内流速が0.6~1.5m/sとなるように設ける。
上記はほんの一部を掲載しております。
覚えるべきポイント
- 給水及び排水の管理に関する用語
- 塩素消毒の特徴及び効果
- 給水設備(維持管理、機器、配管材料等)
- 給水方式に関する問題
- 給湯設備(維持管理、機器、配管材料等)
- 貯水槽及び貯湯槽の保守管理(受水槽、高置水槽等、ポンプ)
- 排水、排水通気設備、衛生器具等の保守管理
- 浄化槽、浄化槽法
- 雨水設備
- 消火設備
給水及び給湯の維持管理、排水、排水通気設備等は必ず毎回出題されておりますので、しっかり覚えましょう。
排水槽の維持管理関係の出題も頻繁に出ています。
主に汚泥の容積や汚泥を混合した時の含水率を求める問題の出題が出ます。
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