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メモにお使いください。

清掃1

法令で定める清掃の基準

空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準

清掃
  1. 床面の清掃において、日常における除じん作業のほか、床維持剤の塗布の状況を点検し、必要に応じ、再塗布等を行うこと。
  2. カ―ペット類の清掃について、日常における除じん作業のほか、汚れの状況を点検し、必要に応じ、シャンプ―クリ―ニング、しみ抜き等を行うこと。洗剤を使用した時は、洗剤分がカ―ペット類に残留しないようにすること。
  3. 日常的に清掃を行わない箇所の清掃について、6ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検し、必要に応じ、除じん、洗浄等を行うこと。
  4. 建築物内で発生する廃棄物の分別、収集、運搬及び貯留について、衛生的かつ効率的な方法により速やかに処理すること。
清掃用機械器具等清掃に関する設備の点検及び捕集等
  1. 真空掃除機、床みがき機その他の清掃用機械及びほうき、モップその他の清掃用具並びにこれら機械 器具の保管庫については、定期に点検し、必要に応じ、整備、取替え等を行う。

清掃作業及び清掃用機械器具の維持管理の方法等に係る基準

  1. 床面の清掃について、日常における除じん作業のほか、床維持剤の塗布の状況を点検し、必要に応じ、再塗装等を行うこと。
  2. カ―ペット類の清掃について、日常における除じん作業のほか、汚れの状況を点検し、必要に応じ、シャンプ―クリ―ニング、しみ抜き等を行うこと。洗剤を使用した時は、洗剤分がカ―ペット類に残留しないようにすること。
  3. 日常的に清掃を行わない箇所の清掃について、6月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検し、必要に応じ、除じん、洗浄等を行うこと。
  4. 建築物内で発生する廃棄物の分別、収集、運搬及び貯留について、衛生的かつ効率的な方法により速やかに処理すること。
  5. 真空掃除機、床みがき機その他の清掃用機械及びほうき、モップその他の清掃用器具並びにこれらの機械器具の保管庫について、定期に点検し、必要に応じ、整備、取替え等を行うこと。
  6. 廃棄物の収集・運搬設備、貯留設備その他の処理設備について、定期に点検し、必要に応じ、補修、消毒等を行うこと。
  7. 建築物の用途及び使用状況等を考慮した作業計画及び作業手順書を策定し、当該計画及び手順書に基づき、清掃作業等を行う。
  8. 作業計画及び作業手順書の内容並びにこれらに基づく清掃作業の実施状況について、3ヵ月以内ごとに1回、定期に点検し、必要に応じ、適切な措置を講ずること。
  9. 清掃用機械等について、6ヵ月以内ごとに1回、定期に点検し、必要に応じ、整備、取替え等を行う。(建築物環境衛生維持管理要領)

清掃作業の計画

作業計画作成手順

  1. 作業計画作成にあたっては、仕様書を理解して作業量要因数(床であれば面積m2、ドアであれば枚数等)を調査し、作業標準時間に基づいて、個々の作業時間を算出する。これを、時間帯別に集計し、 必要人員を割り出して作業の編成を行う。
  2. 作業にあたっては、ムリ、ムダ、ムラがないかに留意する。
  3. 季節や天候、曜日等を考慮した計画を立てることも必要である。
  4. 作業改善や仕様、作業環境の変更があった場合には修正を加え、常に実状に見合った作業計画にすることが、よりよい作業管理につながる。

ここでのポイントは、そんなに難しくないと思う。普通に清掃していればわかる範囲だよね。
季節や天候に及び曜日によって清掃内容が変わるのは当たり前なのでそれらを考慮して作成計画を立てる。(当然)
ムリ、ムダ、ムラも当たり前、効率の良い清掃を行う。(当然)

作業標準時間

作業標準時間は、所定の作業環境条件の下で、一定の資機材を使用して一定の作業方法で、よく慣れた標準的な労働者が、適正な努力で行う条件下における作業時間を基準とする。

作業手順書

作業手順書とは、一つ一つの作業のマニュアルである。作業名、行うべき作業項目、作業手順、使用資機材と数量、注意事項、作業終了後の品質状態等を記載したもの。


作業計画作成の意義

作業計画を作成する目的は、建築物の仕様書と清掃作業基準表に基づいて、確実か計画的に作業を遂行するためである。

  1. 作業成果の向上
    • 日常清掃で除去する汚れと、定期的に除去する汚れを区別し、計画することによって作業成果が得られる。
  2. 作業能率の向上
    • 限られた時間内に一定の成果を得るためには、計画的に作業を実施する必要がある。
  3. 作業指導のしやすさ
    • 作業内容が明確化されているため、統一的な作業ができる。記憶や経験をもとにした個人的な管理ではないので、従事者にも理解しやすく、作業の指示や消化が円滑になる。
  4. 責任所在の明確化
    • 計画的な作業管理が実施され、記録の保存によって責任所在が明確化し、個々のトラブルの発生に対する処理が迅速に行うことができる。
  5. 作業改善等の資料収集への活用
    • 効率化のための作業改善が、デ―タに基づいて行われる。

作業頻度

作業頻度、大きく分けて日常清掃、定期清掃、臨時清掃に分かれる。


試験で出題頻度が高いのは日常清掃と定期清掃の区別がよく出題されますので覚えましょう。

日常清掃

定期清掃


よく出題されるのはライディングプレ―トの除じんとか出ますがライディングプレ―トとはエスカレ―タ―から降りたときに最初に降りる着地板のことで、これは日常清掃で行います。

管理区域

共用区域玄関、出入口、エレベ―タ、ロビ―、廊下、階段、トイレ
専用区域事務室、会議室、役員室等
管理用区域電気室、機械室、守衛室、更衣室など
外装
外周区域
壁、窓ガラス、通路、植栽

そういうことです。なんとなくわかると思うけど、上記は覚えましょう。
ここでの出題頻度が高いのは清掃回数など問われる傾向があります。

これも覚えましょう。


管理区域は人の出入りが少ないので、定期清掃でいいかと思いきや実は日常の整理整頓・清掃が重要
専用区域も1日に1回以上の清掃が必要


これ覚えましょう。


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