建築物の構造概論⑩
建築物の構造概論に関する用語
建築物の構造概論では毎年用語に関する問題が出題されています。
ここに建築物の構造概論に関する用語を総まとめしております。
通勤時間や隙間時間を利用して覚えるようにしましょう。
- アルベド
- 任意の面に入射した日射量に対し、その面での反射した日射量の割合
- 温室効果
- 地面から放射される赤外線が、大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスに吸収され、宇宙空間へ放射されるのを妨げられることによって気温が上昇する現象。
- セメントペ―スト
- 水とセメントを練り混ぜたもの
- レイタンス
- 打設したコンクリ―トの硬化時に、石炭岩や骨材の微粒粉が表面に層状になったもの。
- 防火性能
- 建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するための外壁・軒裏に必要な性能である。
- 建築
- 建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転すること。
- スケルトン・インフィル建築物
- 建築躯体と設備・内装仕上げ等を分離した工法による建築物。
- コンペティション
- 設計者の選定方式の一つ。
- フリ―アクセスフロア
- オフィスなどの配線用二重床のこと。
- テクスチャ
- 材料の質感、材質感のこと。
- クリ―プ
- 一定の大きさの持続荷重によって、時間とともにひずみが増大する現象。
- 塑性
- >部材などに荷重を作用させた時生じる変形が、荷重を取り除いた後も変形したまま元に戻らない性質。つまり応力が0になっても変形が残ること。
- Low-Eガラス
- ガラス表面に特殊金属膜をコ―ティングしたもの。
- ブリ―ジング
- コンクリ―ト打設後、ペ―スト中のセメントや骨材が沈降して、分離した水が浮く現象をいう。
- 火災荷重
- 建築部材などの可燃物の潜在発熱量を、木材の発熱量で規準化した単位面積当たりの可燃物重量のことである。
- 防災物品
- カ―テン、絨毯等に薬剤処理を施し、着火、展炎しにくくしたものである。
- モルタル
- 水とセメントと砂を練り混ぜたもの。
- 合板
- 薄い板を繊維方向が互いに交差するように接着剤で重ね合わせたものである。
- ESCO
- 省エネルギ―診断、システム設計、設備導入工事、さらに効果検証まで一貫したサ―ビスを提供するエネルギ―総合サ―ビス事業のことである。
- 受変電設備
- 電力会社から高圧で受電した電気を、所定の電圧に下げて建築物内部に配電する設備である。
- 建ぺい率
- 建築面積と敷地面積の比である。
- 容積率
- 建築物の延べ面積を敷地面積で除した比である。
- ファシリティマネ―ジメント(FM)
- 企業、団体等の組織活動のために施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動と定義されている。
- 設備管理のライフサイクル
- 設備の計画、設計、製作、運用、保全をへて廃却又は再利用までを含めたすべての段階及び期間までと定義されている。
- CASBEE(建築環境総合性能評価システム)
- 建築物の環境性能を総合的に評価するシステム
- BEMS
- 中央監視、エネルギ―管理、ビル管理、施設管理を含んだ包括的なシステム
- 地業
- 基礎スラブより下に設けた割ぐり石、捨てコンクリ―ト等の部分をいう。
- 合わせガラス
- 数枚のガラスをプラスチックフィルムで貼り合わせたもの。
- トタン
- 鋼板に亜鉛メッキしたもの。
- プラスタ
- 石膏などの無機質の粉に水を加えて練り混ぜ、塗壁とする材料の総称である。
- 新築
- 建築物の存しない土地の部分に建築物をつくること。
- 増築
- 既存の建築物の床面積を増加させること。
- 改築
- 既存の建築物の全部あるいは一部を除却して、いままで、建っていた建築物と構造、規模、用途が著しく異ならないものに建て替えることである。
- 建築物
- 土地に定着する工作物で、屋根及び柱若しくは壁を有するものである。
- 移転
- 建築物を同一の敷地へ移動させることである。
- 捨てコンクリ―ト
- 地盤の上に、底面を平らにするために敷きならしたコンクリ―トである。
- コンクリ―ト
- セメント、水、砂、砂利を混合し、練り混ぜて固めたものをいう。
- ステンレス鋼
- 鉄にクロム、ニッケル等の合金で、耐食性、耐熱性を高めたものをいう。
- 敷地
- 一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。
- ストリ―トキャニオン
- 両側を高い建築物で連続的に囲まれた半密閉の空間をいいます。
- スプロ―ル現象
- 乱開発などによって、無秩序に虫食い状に市街地が広がる現象をいいます。
- ヒートアイランド現象
- 都市気候の中で最も代表的な事例の一つ。都市化の進行により都市部の気温が公害と比較して高くなる。等温線を描くと、海に浮かぶ島の等高線のようになる現象。
- 屋上緑化
- 建築物の屋上部分において樹木、多年草等を植栽すること。
- サスティナブル
- 「持続可能な」という意味。特に、地球環境を保全しつつ、持続可能であることをいう。
- ラベリング制度
- 環境保全や環境負荷の低減に役立つ商品や取組に、環境ラベルを付す制度。
