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建築物の構造概論2

建築物の構造と種類

構造形式による分類

ラ―メン構造

柱と梁が剛で接合された骨組

応力としては、柱には曲げモ―メント、せん断力、軸方向力、梁材には曲げモ―メントとせん断力が生じる。

山形ラ―メン、異形ラ―メン、変断面ラ―メン等がある。

ラ―メン構造

山形ラ―メン
山形ラ―メン

シェル構造

ほとんどの応力を面内力として伝達させる構造である。

シェル構造

大スパンに適している。

トラス構造

部材の応力は軸方向力のみ生じる構造である。

トラス構造

大スパン空間に適応する。

ア―チ構造

全体をア―チ状に構成する構造である。

ア―チ構造

応力は曲げモ―メント、せん断力、軸方向ガ生じる構造である。

壁式構造

梁、柱がなく、壁だけで構成される構造。構造体の外力に対する主要抵抗要素が板状の部材で構成されている。集合住宅によく用いられる。
耐力壁は通常の鉄筋コンクリ―ト構造の耐力壁以上の厚さとすることが定められている。

壁式構造

空気膜構造

構造体の内部と外部の空気圧の差により、膜面に張力、剛性を与え形状を得る構造形式

空気膜構造

東京ド―ムなどが空気膜構造です。

吊り構造

構造物の主な部分を支点から吊ることにより引張力となるような応力状態を作り出す形式

吊り構造

代々木体育館など

折板構造

平面板の組合せにより、筒状あるいは多面体状の架構を形成し、主として面内力によって外力に抵抗する構造


各構造について簡単にまとめました。
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