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メモにお使いください。

空気環境の調整10

ダクトと付属品

ダクトには給気ダクト、外気取り入れダクト、排気ダクトなどがあり、空気やその他気体を搬送する風道のことである。

高速ダクト、低速ダクト

風速が15m/s以上のダクトを高速ダクト、それ以外のものを低速ダクトという。

ダクトの材料

一般には亜鉛鉄板が使用されるが、グラスウ―ルダクトも使用される。
グラスウ―ルダクトは断熱が不要で、吸音性がある。
軽く、加工性、施行性がよいが、使用できる風速・圧力に制限がある。

ダクトの振動・騒音の原因

  1. ダクトの吊り間隔が長い
  2. ダクトの鉄板が薄い
  3. 風速が速い、風量が過大
  4. ダクトの曲がりがキツイ、形状の不良
  5. 送風機との継ぎ手不良
  6. ダクトの補強の不良

上記事柄暗記するべし

ダンパ―の種類

ダンパ―には防火ダンパ、風量調整ダンパ、防煙ダンパ、防煙防火ダンパ、逆流防止ダンパがある。

  1. 防火ダンパ
    • 防火区画貫通部に設置され、火災時にダクトを経由して、火災が他の区内に延焼しないように、温度ヒュ―ズ(溶解温度72℃以上)によって流路が 遮断される機構になっている。防火ダンパの羽根及びケ―シングは、火災遮断のために1.5mm厚以上の鋼板製である。
  2. 防火ダンパの温度ヒュ―ズ型の溶解温度は、一般換気用[ 72℃ ]、厨房換気用[ 120℃ ]、排煙用[ 280℃ ]である。

    温度ヒュ―ズ型

    温度ヒュ―ズ型の溶解温度についても良く出題されますので覚えておきましょう。
  3. 風量調整ダンパ
    • 送風機の出口回りやダクトの分岐部分に、流量調節や流路の開閉のため、必要に応じて設置する。
  4. 防煙ダンパ
    • 防煙ダンパは同様に、防煙区画に設置され煙感知器によって流路が遮断される

ダンパで特に注意が必要なところは赤字で書かれたところ
防火ダンパの羽根及びケ―シングは、火災遮断のために1.5mm厚以上の鋼板製である。
防煙ダンパは煙感知器によって流路が遮断される。

ダクトの接合・継手

長方形ダクト同士を接合する継手には、アングルフランジ工法継手によるものと、共板フランジ工法継手によるものとがある。
ダクトの継手には、たわみ継手、フレキシブル継手などがあります。

たわみ継手

たわみ継手は以下のようなものです。

たわみ継手

送風機など、振動する機器とダクトを接続する場合、振動防止(絶縁)の目的で設けられる継手である。

フレキシブル継手

フレキシブル継手は以下のようなものです。

フレキシブル継手

主にダクトと吹出口や消音ボックスなどを接続する際に、多少移動する可能性のある場合、位置調整のために設けられる。

吹出し口、吸込み口

ダクトで導かれた空調空気は吹出口から吹き出し、吹出された同量の室内空気が吸込み口から排出される。

  1. 自由噴流は、吹き出し口付近では吹き出し風速がそのまま維持される。
  2. 噴出した自由噴流の到達距離とは、その中心風速が0.25m/s以下になるまでの距離のこと。
  3. 自由噴流は吹出した方向に平行に天井や壁があると到達距離が長くなる。

上記ことがら覚えること。

吹き出し口の種類

  1. 軸流型吹出し口
    • 吹出し気流が一定の軸方向に分布する吹出し口。誘引効果が小さいので、拡散角度は小さく、到達距離は大きい。
  2. ユニバ―サルレジスタ型
    • 風向き、気流到達距離の調節が可能。
  3. ノズル型
    • 気流の到達距離が大きいので、大空間の壁面に用いられる。
  4. ふく流吹出し口
    • 吹出し口の中心軸から全円周の外側に向かって吹出す。
  5. 線状吹出し口
    • 吹き出し空気に対する周囲空気の誘引比が高い。良好な混合状態を作り出し、居住域の温度分布は良好な傾向を示す。主にペリメ―タ負荷処理用として窓に近い天井に用いられることが多い。
  6. 吸込み口

  7. アネモスタット型
    • コ―ンの上下で気流の状態変化ができる。上げることで気流を下方向に、下げることで、気流を周囲に散らすことができる。
  8. 面状吹出し口
    • 天井板に細孔を開けた有孔天井を用い、吹出空気は天井全面から微風速で引き出す方式。天井パネル型や多孔パネル型があります。

吸込み口


ちなみに吸込み口は、吹き出し口のような気流の方向性や誘引性がないため、グリル型が主に用いられる。

吸込み口は別に気流の向きを変える必要がないということだね。
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