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免震構造・制震構造・耐震補強

免震構造

免震構造とは、地震力による揺れを建築物の上部構造に伝達しないように、建築物の基礎部等に免震装置を設置して、構造体の揺れを低減構造。


制震構造

制震構造とは、建築物の揺れを制御して、低減しようとするシステムの構造である。


耐震補強

耐震補強には強度 を高める方法と、変形能力を高める方法に分かれる。

筋かいは、骨組の壁面の垂直構面に入れる斜材、構面の変形を防ぎ、鋼性を高めるとともに地震力や風圧力に抵抗する

水平ブレ―スは、床面や屋根面のような水平構面に入れる斜材、構面の変形を防ぎ、鋼性を高めるとともに地震力や風圧力に抵抗する。

建築材料

建築材料は大きく分けて構造材料仕上げ材料に分けられる。


構造材料(木材)

木材の長所

木材の短所


構造材料(コンクリ―ト)

コンクリ―トの長所

コンクリ―トの短所


コンクリ―トの原料

セメント砂利


モルタル

セメントを練り混ぜたもの


コンクリ―トの中性化

コンクリ―トはアルカリ性であるが空気中の炭酸ガスの影響で次第に中性化していく。
コンクリ―ト劣化の大きな原因の 一つになっています。


コンクリ―トのクレ―プ現象

コンクリ―トに長時間圧縮力が作用するとコンクリ―トが歪む。この現象のこと


コンクリ―トのクレ―プ現象

金属材料



銅の特徴は、展延性に富み加工しやすいことである。空気中二酸化炭素によって生ずる緑青が表面保護膜となる等である。


その他

鋼板にすずめっきしたものをブリキ、亜鉛めっきしたものをトタンと呼ぶ。


その他の建築材料

ガラスの主原料は珪砂で、主成分はケイ酸(SO2)である。
板ガラスは不燃材料であるが、部分的に加熱されると破壊しやすく、また550℃内外で軟化してしまうので、火の侵入は防げない。


エレベ―タ、エスカレ―タ設備

現在のエレベ―タはロ―プ式油圧式に分かれる。


ロ―プ式

ロ―プ式エレベ―タは走行機の速度制御が広範囲にわたって可能なため、中高層、超高層建築物で多用されている。


油圧式

油圧式エレベ―タは、低速エレベ―タが適当な共同住宅、あるいは大規模な事務所建築物の1階と地下駐車場を連絡する箇所等、比較的昇降工程の短い場所に使用される。


非常用エレベ―タ―
エスカレ―タ設備

エスカレ―タの種類は踏段幅から、600mm程度の幅狭形(S600型)と、1000mm程度の幅広型(S1000型)に大別される。

8°< 勾配 <= 30°の場合は45m/分以下
30°< 勾配 <= 35°の場合は30m/分以下

防火設備


建築物の火災性状

火災の三要素

火災の成長は 火災は出火・初期火災・フラッシュオ―バ―・火盛り期と成長する。


フラッシュオ―バ―

着火物の燃焼により生じ、天井付近に溜まった可燃ガスが、空気と混合して燃焼範囲に入った時、一時的に引火して大きな炎となり、室全体に炎が回る状態になる現象

消防用設備の分類


消火活動上必要な施設
熱感知器
煙感知器

煙感知器は、熱感知器に比べて火災の初期に起きやすいくん焼状態で作動するもので火災の早期感知に適している


炎感知器

炎感知器は火災の炎の紫外線や熱線(赤外線)の強度が一定以上になると作動。
炎感知器は、アトリウム大型ド―ム等の高天井の場所に適している。

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