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熱の伝わり方

熱は通常は高いほうから低いほうへ移動する。これを伝熱という。

伝熱には 伝導対流放射に分けられる。
熱伝導率

個体中で、温度差により熱が伝わってゆく場合の熱の伝わりやすさを熱伝導率という。

一般に密度の大きい材料ほど熱伝導率が"大きく、同一材料でも温度が高いほど、また内部に湿気がを多く含むほど熱伝導率は高くなる傾向がある。
結露の原理

室内において絶対湿度の空間的分布は比較的小さい

絶対湿度に差がなくとも、温度の低い場所では湿り空気は冷却されて 相対湿度は上昇し、露点温度に達するとその中の水蒸気は飽和 して結露を始める。 物体の表面に結露を生じさせないためには、物体の表面温度をそれに接する空気の露点温度より高く保つ必要がある。
結露対策

結露対策は表面結露内部結露について分かれます。


表面結露

壁体表面が露点温度以下になると結露します。これが表面結露です。


表面結露対策
湿気伝導率とは

木材などの湿気の通りやすさ


内部結露対策

壁面の水蒸気圧の高い室内側に防湿層を設けることが有効である。


換気

主に以下の2つに分けられる。

であるが細かく分けると以下になります。


換気回数と必要換気量

必要換気量は通常は、人体から発生する二酸化炭素を基準として必要換気量を求めることが多い。

良好な室内空気環境を維持するためには、1人当たり1時間につきおおむね30m3以上の換気量を確保することが必要であるが室内の二酸化炭素濃度が1000ppm以下であれば必要換気量を確保されていると見なすことができる。
自然換気

換気扇などの動力を伴わない自然換気では、風圧力室内外の温度差に起因する浮力によって換気が行われる。


機械換気

機械換気は第一種機械換気第二種機械換気第三種機械換気に分けられます。その使用目的に合わせて換気することができます。


第一種機械換気
第二種機械換気
第三種機械換気

混合方式

混合方式とは一般事務所や会議室で採用されている方式(清浄空気+室内汚染空気)


整流方式

整流方式とは、清浄空気をピストンのように、一方向の流れとなるように室内に供給し、室内汚染物質を拡散させることなく、そのまま排気口へ押し出す方式で、 半導体のクリ―ンル―ム等で採用されている。その一つに置換換気方式がある。


置換換気方式

置換換気方式では、室温よりやや.低温新鮮空気を床面下部より供給し、室上部から排出する。


半減期

汚染物質等の濃度が半分になることに要する時間を半減期という。

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