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平成29年度空気環境の調整「過去問題解説6」

問題71

熱交換器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 空気―空気熱交換器である回転型全熱交換器は、吸湿性のあるエレメントから構成されるロ―タに対向して流れる給排気間で熱交換が行われる。
  2. 空気―空気熱交換器である顕熱交換器における給排気の隔壁には、透湿性のない金属エレメントなどが用いられ、寒冷地における熱回収などに用いられる。
  3. 空気―空気熱交換器であるヒ―トパイプは、内部に封入された作動流体が蒸発と凝縮のサイクルを形成することにより熱輸送する。
  4. 水―水熱交換器であるプレ―ト式熱交換器は、多管式熱交換器と比較して設置面積や荷重が大きくなる。
  5. 多管式熱交換器には、U字管式・全固定式・フロ―ティングヘッド式等があり、蒸気―水や高温水―水の熱交換に適している。


解説

答え【4】

プレ―ト式熱交換器は主に空調用などで使われています。
多管式熱交換器と比較して設置面積や荷重が小さくなります。
多管式熱交換器は大型の温水・給湯のタンクなどに使われています。
ここがポイント


類似問題

問題72

送風機に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 送風機は、吐出圧力の大きさに応じてファンとブロワに分類され、空気調和用の送風機には、ファンが用いられる。
  2. 軸流式送風機では、空気が軸方向から入り、軸に対して傾斜して通り抜ける。
  3. 多翼送風機は、シロッコファンとも呼ばれ、遠心式送風機に分類される。
  4. 送風機の特性曲線は、グラフ上の横軸に風量をとり、縦軸に各風量における圧力・効率・軸動力・騒音値をとって表わしたものである。
  5. 送風系の抵抗曲線は、特性曲線と同一のグラフ上では、2次曲線で表される。


解説

答え【2】

軸流式送風機は、空気は軸に対して平行に通り抜ける。傾斜するのは傾斜式送風機です。

平成29年問題72


ここがポイント

平成29年問題72

送風機は大まかに分けてファンとブロワに分かれる。


類似問題

問題73

ダクトとその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 多湿箇所に設置されたダクトや耐食性を必要とするダクトには、ステンレス鋼版が用いられる。
  2. 鋼板製長方形ダクト同士を接続する継手には、アングルフランジ工法継手と共板フランジ工法継手がある。
  3. 防煙区画を貫通するダクトには、煙感知器と連動して閉鎖する防煙ダンパが設けられる。
  4. 防火ダンパの羽根及びケ―シングは、一般に1.5mm以上の鋼板で製作される。
  5. たわみ継手は、主にダクトと吹出口を接続する際に、位置調整のために用いられる。


解説

答え【5】

たわみ継手は主に送風機など、振動する機器とダクトを接続する場合、振動防止の目的で設けられれる継手です。

たわみ継手については以下のサイトを参照ください。

たわみ継手について(浦田空調工業株式会社)


ここがポイント

(2)のアングルフランジ工法継手は等辺山形鋼をダクト寸法にフランジ加工しダクトにリベット締めし、接合はガスケットを介してフランジ同士をボルト・ナットで締め付けて接合する工法です。
共板フランジ工法継手は、ダクト本体の端部の鋼板を折曲げ加工してフランジを形成、フランジ4隅にはL形のコ―ナ金具を差し込み、ガスケットを介してコ―ナ―をボルト・ナットし締め付けて接合する。


類似問題

問題74

吹出口と吸込口に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ふく流吹出口は、他の吹出口に比べて誘引効果が高く、均一度の高い温度分布が得られる。
  2. 軸流吹出口は、誘引比が小さいため到達距離が長いのが特徴である。
  3. 線状吹出口は、ペリメ―タ負荷処理用として窓近傍に設置されることが多い。
  4. 面状吹出口は、天井板の細孔をあけた有孔天井を用い、吹出空気は天井全面から微風速で吹き出す方式が一般的である。
  5. 吸込口の吸込気流には方向性があるので、吸い込む向きにも注意が必要である。


解説

答え【5】

(5)が誤りです。
この問題もたびたび出ますが、
吸込口の吸込気流には、吹出気流のような指向性がない。
従ってそこまで吸い込む向きにも注意する必要はありません。
ここがポイント

あと吹出口の特徴を問われる問題も良く出題されますのでしっかり覚えましょう。
ふく流吹出口は代表的なものにアネモがあります。

平成29年問題74

写真提供
協立エアテック株式会社
(3)のペリメ―タとは、以下の図のようにある平面(またはエリア)の外側の境界部分のエリアのことです。

平成29年問題74

吹出し口、吸込み口
ダクトで導かれた空調空気は吹出口から吹き出し、吹出された同量の室内空気が吸込み口から排出される。

  1. 自由噴流は、吹き出し口付近では吹き出し風速がそのまま維持される。
  2. 噴出した自由噴流の到達距離とは、その中心風速が0.25m/s以下になるまでの距離のこと。
  3. 自由噴流は吹出した方向に平行に天井や壁があると到達距離が長くなる。

上記ことがら覚えること。

吹き出し口の種類
  1. 軸流型吹出し口
    • 吹出し気流が一定の軸方向に分布する吹出し口。誘引効果が小さいので、拡散角度は小さく、到達距離は大きい。
  2. ユニバ―サルレジスタ型
    • 風向き、気流到達距離の調節が可能。
  3. ノズル型
    • 気流の到達距離が大きいので、大空間の壁面に用いられる。
  4. ふく流吹出し口
    • 吹出し口の中心軸から全円周の外側に向かって吹出す。
  5. 線状吹出し口
    • 吹き出し空気に対する周囲空気の誘引比が高い。良好な混合状態を作り出し、居住域の温度分布は良好な傾向を示す。主にペリメ―タ負荷処理用として窓に近い天井に用いられることが多い。
  6. アネモスタット型
    • コ―ンの上下で気流の状態変化ができる。上げることで気流を下方向に、下げることで、気流を周囲に散らすことができる。

ちなみに吸込み口は、吹き出し口のような気流の方向性や誘引性がないため、グリル型が主に用いられる。

類似問題

問題75

空気調和設備に用いられる空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 空気浄化装置(エアフィルタ)が除去対象とする空気中の汚染物質は、粉じんと有害ガスである。
  2. ろ過式粒子用エアフィルタとは、さえぎり、慣性、拡散、静電気等の作用で粉じんをろ材繊維に捕集するものをいう。
  3. HEPAフィルタは、有害ガスを化学吸着で補集するための専用のフィルタである。
  4. 粒子用エアフィルタの性能は、圧力損失、粉じん捕集率・粉じん保持容量で表示される。
  5. ガス除去用エアフィルタのガス除去容量は、使用限界に至るまでに捕集したガス質量で表わす。


解説

答え【3】

(3)が誤りです。
有害ガスを除去するフィルタには吸着作用を利用する吸着剤フィルタ、吸着剤や不織布ろ材に触媒などを添着したもの、イオン交換繊維などが使用される。
吸着剤フィルタは、シリカゲル、アルミナゲル、活性炭などの吸着剤によって有害ガスを除去する方法である。
ここがポイント

HEPAフィルタは「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子補修率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ」と規定されています。

因みにHEPAとは、High Efficiency Particulate Air filterという意味で訳すと高効率微粒子エア―フィルタ―になります。
つまり高い性能を持ったフィルタ―ですね。


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